結晶釉を使った作品を中心に制作しています。
結晶釉とは、釉薬内の成分の亜鉛が焼成時に化学変化を起こし、花の様な景色を生み出す釉薬です。
結晶釉とは、釉薬内の成分の亜鉛が焼成時に化学変化を起こし、花の様な景色を生み出す釉薬です。
結晶釉は原料選びから始まります。
鉱物の厳選、土、釉薬、焼成のどの行程も細心の注意を払って制作します。
少しでもバランスが崩れると結晶釉は花が開きません。
当たり前の事ですが、どの行程でも気が抜けません。
細心の注意を払った仕事の中で、結晶釉は様々な文様を見せてくれます。
安藤 寛泰(あんどう ひろやす)
岐阜県多治見市生まれ。 京都府立陶工高等技術専門校卒業後、多治見市陶磁器意匠研究所を修了し、現在は壽泉窯(じゅせんがま)にて作陶。個展活動をしながら「ありそうでなかった美しい器」を創造し続けている。